梅雨の前に何とかしたい…事務所の雨漏り。屋上・外壁・サッシの防水改修工事【修繕事例】

“働く現場目線”の修繕工事を行うダイワ工業では、
工場・倉庫・店舗といった事業系鉄骨建築の新築や改築、修繕等を直営工事で行っています。

今回は、本格的な雨の時期を前に対処したい雨漏り対策の一つ
「屋上・外壁・サッシの防水改修工事」事例をご紹介します。

事務所に雨漏りが発生、梅雨前に何とかしたい【プロジェクト概要】

今回ご紹介するのは、埼玉県八潮市でプラスチック容器等の製造・販売を行うT社様からのご依頼です。
ある時、事務所の窓周辺から雨漏りが発生。梅雨に入る前に建物全体の防水について対処してほしいとのお話でした。

見つかった課題

• 雨漏りしてるのは窓周辺だが、原因はほかの箇所という可能性もあると判断。
  外壁や屋上も検証・分析したところ防水劣化が見つかった。
• 屋上には太陽光パネルなど機器類が既設されており、防水工事のための移動や撤去が難しいことが判明した。

ダイワ工業の【提案・施工】防水工事

防水工事で間違いやすいのは、雨漏りしている場所のみに注目してしまうことです。
今回、我々は社屋の外壁や屋根の造りを見て、雨水がどうやって窓へ伝わったのかを分析。
本来の原因箇所を特定することが雨漏り対策のポイントであり、難しいところでもあります。

実際に社屋の検証を行ったところ、窓周りだけでなく外壁ジョイント部のコーキングの劣化や、
屋上にも防水劣化が見られました。

T社様からは、建物全体の雨漏り対策を依頼されましたので、
それらも視野に入れた大規模な防水工事を行うことになりました。

太陽光パネルはそのままで屋上を防水

T社様の屋上には太陽光パネルが既設されており、
事務所の電力を供給していることから撤去や移動は不可能とのこと。

防水工事が非常に難しい環境ではありましたが、太陽光パネルをそのまま上部へ
浮かせて作業スペースを捻出することをご提案。

パネルの大きさは1枚あたり1.5×1m、全部で36枚。
重機の使用が難しいと判断し、すべて人力で浮かせた後、屋上全体に新しい防水剤を施しました。

また、防水剤の塗装だけでなく平場脱気筒の設置もご提案。

これは気温上昇などによって防水剤内部の水分（湿気等）が膨張し、
塗装面が裂けたり劣化するのを防ぐもの。

防水専門業者と提携している建築会社では通常設置するものです。

さらに外壁や窓周りも点検し、コーキングが劣化している箇所には
しっかりとした対策を施しました。

向こう10年間の防水を保証

当社では、「防水保証」を行うことを念頭に工事の検討を行っています。
T社様のような建物全体に及ぶ防水工事の場合は10年保証を付けており、
保証期間内にほかの雨漏りが発生すれば、無償で補修をしております。
（期間中5年に1度の防水塗布を行うことが条件です）

また防水保証の対象外とはなりますが、部分的な防水工事も承っています。

複数箇所からの雨漏りが見つかった場合は、優先順位をつけてどこまで工事を行うか、
お客様のご意向をしっかりとヒアリングして、施工へと進めてまいります。

【施工後の効果】現場で働く社員さま目線から見た改善点

梅雨を前に雨漏りの不安がなくなっただけでなく、
向こう10年間の防水保証もついて安心した、とT社様。

今回は屋上の防水工事とあわせて、劣化・破損していた手すりも補修。
屋上を安全に利用できるようになったとの評価をいただきました。

修繕工事情報

一級建築士がいるからこその安心感

今回建物全体の雨漏り対策を中心に、劣化・破損した箇所の補修も行うことで社員の安全を確保。生産効率を上げることはわが国の法律にも[安全配慮義務]が明記されており、働きがいのある職場づくりは企業の務めです。

また、修繕工事することで働く職場環境の改善につながり、
結果として社員のやる気を左右するだけでなく、生産性や離職率にも影響してきます。
職場環境内の清潔さ、最近では感染対策が徹底されているかどうかも大きく左右します。

職場環境を改善するためにはいくつかのポイントがありますが、
現状を把握することで明確になる問題点が見えてきます。

今回のように、「雨漏り」対策のみを進める施工業者さんも少なくありません。
もちろんそれでも一時的解決にはなりますが、根本的解決を行うのが当社の考え。

より大きな安心・安全を得られるなら、それに越したことはありません。
検証・分析から施工・保証オプションまで行える直営工事で可能なのも、ダイワ工業の大きな強みです。

修繕工事

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