耳の病気だけじゃない!騒音が引き起こす心疾患にWHO(世界保健機関)が警鐘。

騒音は放置できない! 心疾患との関係に注目

WHO(世界保健機関)は、欧州各国に向けた「欧州環境騒音ガイドライン」(2018年)※1の中で、重要な発表をしています。それは、過剰な騒音は高血圧や心疾患など、命をおびやかすような疾病にもつながるという調査報告です。騒音による健康リスクは、耳鳴りや難聴といった耳の症状だけでは済まされないという警鐘に衝撃が走りました。WHOでは、環境騒音※2を「大気汚染に次いで深刻な問題」と捉えています。

※1 Environmental Noise Guidelines for the European Region
※2 道路・鉄道などの交通騒音や風車騒音、娯楽関係騒音など

出典:欧州地域向けの環境騒音ガイドラインに関する調査検討について
環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室
https://www.soumu.go.jp/main_content/000716145.pdf

気付かないうちに蓄積する「騒音ストレス」

でも「なぜ、騒音が心疾患に?」と不思議に思うかもしれません。
その要因は、限度を超えた騒音に長時間さらされることによる「騒音ストレス」にあるようです。

ストレスを感じると体内ではアドレナリンなどが過剰に分泌され、これによって心拍数や血圧が急上昇。こうした状態が続くと動脈硬化などにも影響を及ぼし、狭心症や心筋梗塞のリスクが上がるというのです。

また、米国マサチューセッツ総合病院でも、環境騒音によって心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが高まるとの研究結果※3を発表しています。

長期間の過剰な騒音が必ずしも心疾患につながるとは断定できませんが、年齢の高い方や、高血圧などの基礎疾患がある方は、特に注意が必要かもしれません。

※3 米国心臓協会(AHA)年次集会(2018年)にて発表

健康を守るために、騒音をあきらめない

騒音は単にうるさいだけでなく、ストレスという形に変化して、人体に影響を与えることが明らかになりました。WHOの調査目的は環境騒音から住民の健康を守ることにありますが、工場内の騒音も、音の大きさや日々さらされることを考えると、同様のリスクがあると考えてよいでしょう。

工場での騒音は主に稼働する機械によるもののため、どうすることもできないとあきらめている方も多いかもしれません。ですが、騒音をゼロにすることは難しくても、健康被害が及ばないレベルに下げる手立てはあります。

ダイワ工業ではその方法を、企業の皆様のご事情に合わせて、ともに考えてまいりますので、ぜひ今一度ご相談下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です